風鈴、17
*引退を賭けたブログになります。
私は、どうにも比較検討が苦手です。
選択肢がたくさんあると、どこを見ていいかわからなくなるし、なんだか頭がごちゃごちゃしてきます。
なので、何かを決めるときはだいたい一瞬です。
高校はテレビで見かけた学校を選んだし、大学は赤本開いた一ページ目に載ってた学校でした。
就職の時も「やりたい!」と思ったとこしか受けませんでした。
別にそれで後悔もしてないし、「もし他の選択肢だったら」と思ったこともないので、たぶんこれからもフィーリングで生きていくんだろうなぁ。
お疲れ様です、ひららです。
欅共和国民の皆様に敬意を表して、礼!
日本国籍すら剥奪されている我々ロシア領民、共和国民様を見習って、日々欅坂46について真摯に学ばせていただく日々でございます!
入国出来なかったので特に所感はございませんが、とにかく楽しいイベントであったこと、メンバーが最高の笑顔だったこと(特に推しメン)、参加してなくても幸せな気分にさせてくれるアイドルってすごい。
アルバムも発売されました。
我らが最強推しメン長濱ねるさんのソロ曲は、「これ、ねるちゃん自身のことじゃない?」っていう歌詞が結構あったりして、推しとしてはちょっと隠れ長濱探しみたいなおもしろい曲でもあります。
多少、科学の力を感じる部分もありますが、素直に歌がうまくなったなぁと思いますね。
乗り遅れたバス、また会ってくださいと連続して聴くとよりはっきりわかります。
それぞれ曲調も歌い方も声質も全然違うのは、本人が意識して変えてるから何だろうな。
音的には、最初のシンセの音がどこか90年代ポップスを感じさせたりするんですよね。
一瞬「ドリカムっぽい」って思っちゃいました。
欅の曲は、ちょいちょいレトロな雰囲気を挟んできますよね。
もちろん、ゆいちゃんずはそういうコンセプトなんですけど、それ以外の曲もどこか懐かしい感じを入れ込んできてる節があるんです。
ゆいちゃんずといえば、ずみこ。
「夏の花は向日葵だけじゃない」
なんですか、この名曲。
ずみこの歌唱力に圧倒されました。
誰かに似てる歌い方なんですけど、未だに誰か思い出せません。
でも、歌姫と呼ばれるにふさわしい歌い方ですよね。
細かい点を挙げるなら、声を揺らすテクニックが抜群にウマい。
ビブラートとはちょっと違うんだけど、音を伸ばしながら音程を変えるときに揺らしながら下がったりするんです(ひょっとしたら名前があるのかもしれないけど勉強不足でわからないの誰か説明して)。
とりあえず、サビ前の0:51の「ふりむいて」の「む」、2:05の「気づかずに」の「づ」に注目して聴いていただければ、言わんとすることはわかると思います。
欅共和国国歌としてもはやお馴染みとなった「危なっかしい計画」。
これはもう、沸くしかない曲ですよね。
しかし、この曲も、初めて聴いたときは大変ビックリしました。
イントロのギターのリフからBメロまでは攻撃性丸出しでせめてくのに、サビ前での転換、サビの開け具合、まさに天才的な曲の作り方だと。
「こんな風に作りたいな」と思ってても、実際そんな風に曲が作れるなんてそうそうないと思うんですが、それがプロなんでしょうか。
震えますね。
ギターでちょっとコピーしてみたんですが、最高に楽しかったです。
個人的には他にも好きな曲ばっかりですね。
五人囃子がうたう「少女には戻れない」は、Twitterでもご指摘があったとおりジャミロクワイだし、ひらがなけやきが歌う「永遠の白線」は疾走感と清涼感がまさにひらがならしい曲だし、猫の名前はタイトルから想像もつかない内容とサウンドでギャップ萌えだし。
中でも印象に残ったのは「ここにない足跡」と「自分の棺」です。
ここにない足跡は、シンプルにどストライクの音と歌詞だったということです。
特にサビ前の「もしもこの世界の多くの人から、存在を忘れられても落胆しないよ」「いつか、そう誰かの指先がついに、不可能に触れられたら奇跡じゃないか」って歌詞、なんかグッと来ますよね。
ピアノの音とドラムの疾走感が合わさった曲好きです。
世界には愛しかない、好きです。
自分の棺については、「行き着くとこまで行き着いたなぁ」と。
平手友梨奈 the finalって感じ。
抑圧された感情を抱えたままどこにも救いがなく終焉っていうバッドエンド。
重苦しさ最高。
総じて、曲スゴイ。
欅ブランドみたいなものが定着しつつある中で、これだけバリエーションに富んだアルバムを作れる、冒険出来るっていうはスゴイ。
お金もスゴイ飛んだ。
欅共和国民にはなれませんでしたが、夏のツアーでは共和国民様のじゃまにならないようひっそりと参加させていただきますので、アルバム曲の披露も楽しみにしたいと思います。
久しぶりに渋々ブログを書きました。
お読みいただきありがとうございます。
あ、じゅんすいさん、はぴば。