棘人、19

お久しぶりの更新です。

 

最近、コードブルーを見ていて、Mr.ChildrenHANABIにどっぷりはまってます。

 

 

さよならが迎えに来ることを

最初からわかっていたとしても

もう一回 もう一回

もう一回 もう一回

何度でも君に逢いたい

巡り会えたことでこんなに

世界が美しく見えるなんて

想像さえもしていない

単純だって笑うかい?

君に心からありがとうを言うよ

 

 

こんなに心に刺さる詩が書けるってすごいなぁと素直に思います。

僕はわりと書き殴りの文章が多いので、詩みたいなきれいに飾った文章をスマートに書くことが苦手、というかどうしても自分で書くと気恥ずかしさが拭えないのです。

詩が書ける人はうらやましいな。

 

言葉や文字って普段何気なく使ってるのに、時々ハッとするほど驚かされることがあります。

 

あんまり知られてないかもしれませんが、私はわりと根っこがネガティブな人間なので、意識的にポジティブでいないとすぐに壊れてしまいます。

イヤなことや触れたくないことは、なるべく考えないで流してしまいたい人間なのです。

でも、言葉や文字にしてしまうと、わざと頭の中でぼやかしていたことがはっきりと浮かび上がって、自分でも気づいていなかったような部分まで見えてしまったりします。

そして、結局へこむんですよね。

 

 

 

最近、推しメンが卒業を発表したり、兼任解除されたり、なんかいろんな事が起きるんです。

でも、敢えてちゃんと触れてこなかったのは、触れてしまうことで現実としてはっきり認識されてしまうということを恐れていたからです。

僕は弱い人間なので、辛いことに正面から向き合うの、苦手なんですよね。

 

 

ひめたんが卒業するのはつらいし、ねるちゃんがひらがなとして札幌来れなかったのも悲しい。

 

 

アイドルでいられる期間なんて限られてるって推しメンそれぞれ言ってたし、いつかは必ず別れが来るって、誰でもわかる。

でも、ほんとにわかってるかって聞かれたら、実際はわかってないんだろうなって思う。

今まで卒業していったメンバーをたくさん見送ったけど、やっぱり悲しいものは悲しいんですよ。

どれだけ備えていたとしても、悲しさや寂しさは消えないと思う。

「そんな風に思うなら、はじめからアイドルオタクなんてやめとけばいいのに」という気持ちもわからなくはないです。

はじめから一人でいれば、つらいことも悲しいことも経験しなくて済むから。

でも、一度色づいてしまった世界は、二度と元のモノクロには戻らない。

出会ってしまって、楽しかった記憶は消せるものじゃない。

悲しさや寂しさを感じるのは、幸せだったということの裏返しなのかな。

 

きっと別れは辛い。

でも、別れたあとに「こんなにすばらしい世界をありがとう」って思えたなら、それはとても幸せなことなのかもしれない。

 

 

サヨナラに強くなれ

この出会いに意味がある

悲しみの先に続く

僕たちの未来

 

 

きっと、この歌詞の意味もそういうことなんだろうな。

 

 

 

ひめたんが卒業するまでまだ少し時間があるし、ねるちゃんは兼任解除されただけでアイドル辞めるわけじゃないので、しっかりできることをして恩返しをしていきたいな。

 推しメンにはいつでも笑っていて欲しい。

最後の最後まで笑っててくれたら嬉しいな。

 

 

少し寂しくなって勢いで書き始めてネガティブなまま終わるはずのブログだったけど、結局最後はポジティブに落ち着いた。

やっぱり文字にするって不思議だ。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。